
「日常生活に食生活アドバイザーの資格はどう役立つの?」
「食生活アドバイザーって資格の取得後に、どう活用したらいいの?」
「資格をせっかく取ったのに無駄になっている気がする…」
資格を取ったからと言って、すぐに仕事に活かせるわけでも、給料が上がるわけでもありません。しかし、食生活アドバイザーには生活の基礎となる知識がたくさん詰まっています。
この記事では、たくさんある活用術の中でもダイエットに特化して、食生活アドバイザーで学んだ知識を、どのように役立てるか紹介します。
食生活アドバイザーの資格を取るか悩んでいる方は、こちらの記事を参考にして下さい

私は5年前に食生活アドバイザーの資格を取り、10 kgほどのダイエットの後、それをいまでもキープしています
私にとって、この資格は仕事に直接役立つものではなく、日々を健康に過ごすための基礎知識として使っています
健康でないと仕事も上手くいきませんよね!健康第一です(^-^)
では早速、方法を紹介していきます
挫折しないためのアドバイスもありますので、ぜひ最後までお付き合いください!
知識を実践に活かす!!最強5ステップ
全部で5ステップの簡単な方法です!
《1》普段通りの食生活を送る
《2》予想を立てる
《3》答え合わせ
《4》不足を補う
《5》改善する

順番に解説していきます
《1》普段通りの食生活を送る
まずは普段通りの食生活を過ごしましょう!この段階では特に考えることはありません
次のステップで活かすために、写真やメモ帳に食事内容を記録しておきましょう
《2》予想を立てる
2~3日分の食生活を振り返って(紙に書きだすと分かりやすい!)、どんな栄養素が足りていないか。カロリーを取りすぎていないか考えましょう
この時に、食生活アドバイザーで学んだ知識を使い、カロリー、炭水化物やタンパク質の量、ビタミンのバランスを予測してみます
予測したカロリーから、自分の消費カロリーを引いて、「どのくらいカロリーを取りすぎているか」を考えます
自分の消費カロリーを知るには、こういうサイトで簡単に調べられます!

難しく考えすぎずに、ざっくりで大丈夫です!
「今週は炭水化物多かったな」「カロリーをこのくらいオーバーしてるかな」程度に考えられたら、このステップでは満点です!
《3》答え合わせ
次に、実際のカロリーや栄養バランスの答え合わせをします
カロリーと栄養素の過不足を、アプリで正確に計算してもらい、ステップ《2》で予測した結果と比較しましょう!
自分の知識がどのくらい正確かわかります。「この食べ物こんなにカロリーあるんだ」「意外と脂質を取りすぎてた」など気づくことがたくさんあると思います

《4》不足を補う
答え合わせの結果、不足があった人は、理想的なバランスになるように、食事の調整やサプリメントを摂取しましょう
しかし、毎日を完璧なバランスにするのは難しいので、ストレスをためないためにも、完璧を目指すのはやめましょう
逆にカロリーオーバーの場合は、「何を取りすぎていたか」に注目してください
炭水化物が多い、間食を取りすぎている、運動不足で消費カロリーが少ないなど、課題が見つかるはずです
《5》改善する
カロリーオーバーや、サプリメントで補った栄養を考慮して、普段の食生活を少しずつ改善してみてください
「ランチに小鉢を一つ追加する」「ライスの大盛りを普通盛りに変える」「揚げ物を焼き・蒸し料理に変える」など、ちょっとした変化で、大きく結果が変わるはずです
このサイクルを慣れるまで続けてみましょう
大切なポイントは、最初からアプリやサプリメントを頼りにするのではなく、自分でバランスを考えてみることです

「アプリを使えば、食生活アドバイザーの資格は必要ないのでは?」
と思った人もいると思います
でも、この先の人生でずっと、食事のたびに入力作業するのは手間がかかりますよね
人間は、80年の人生として8万回以上の食事を取るそうです
私は数十年もアプリを継続する自信がありません…
もし、家族がいるなら全員分をアプリで管理するのも大変なことです
アプリに頼らずにバランスの良い食生活をするためにも、食生活アドバイザーの資格を役立てていきましょう!
生活でこれほど知識が実践的に使えるコスパの良い資格はないと思います
まとめ
毎日を完璧なバランスを目指すと心が折れてしまいます
長く続けるためにも、1週間くらいでバランスの帳尻が合うことを目安にしてみましょう!
急な飲み会や、どうしても食べたいスイーツは我慢せず、数日かけて調節した方が、ストレスのない食生活が送れます
《1》~《5》のサイクルを回すのが習慣となり、「さらに知識を高めたい!」という方には応用編もあります
応用編
日々の栄養をバランスよく取れることに慣れたら、次に挑戦するのは「食べ合わせ」です
例えば、「緑茶や紅茶、コーヒーに含まれるタンニンは、鉄分の吸収を妨げるので、食事中に濃いお茶やコーヒーを飲むのを避ける」などです
栄養素は、食事の食べ物や飲み物の影響を受けるため、表示内容の栄養素がすべて体に取り込まれるわけではありません
こうしたことも考えれるようになると上級者と言えるでしょう
こうした食べ合わせには、食品の機能性の知識が必要となります
食生活アドバイザーでは取り扱わない内容ですが、知れば知るほど学ぶのが楽しくなります
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