夏にツーリングを楽しんだ、ライダーの皆さん!こんなお悩みを持っていませんか?

「消臭スプレーや除菌スプレーだけだと綺麗になったか心配」
「汗をかいてるから匂いが気になる」
「日焼け止めやファンデーションなどが内側のクッションに染みてるかも」
ヘルメットはライダーの命を守るために、頭のサイズにフィットしたものを選んでいる人が多いと思います
内側のクッションに染みこんだ汗や皮脂が酸化すると、肌荒れの原因にもなります。また、クッションの表面で繁殖した雑菌が顔につくことで炎症を起こすことで、ニキビができる原因にもなります
ツーリング中は、常に肌に触れているものなので、定期的にメンテナンスして清潔を保ちましょう!
この記事では、ヘルメットのお手入れについて、4ステップで解説します!初めての人でも、安心して「取り外し」と「組み立て」が出来るように写真を多めに解説しています
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【簡単4ステップで解説】バイク用ヘルメットの洗い方

◆Step.1 部品をすべて外す
インカムやクッションなどの付属品を取り外していきます
◆Step.2 本体の洗浄
ヘルメット本体は、表面に汚れが付着しています。水洗いします。
◆Step.3 クッション部分の洗濯
汗や皮脂がついたクッションを中性洗剤で手洗いします
◆Step.4 組み立て・仕上げ
よく乾かしたクッションを組み立て直し、ヘルメット表面にワックスでコーティングします
では、詳細な手順を解説していきます
Step.1 部品をすべて外す

ヘルメットの内部にある部品(クッションやインカム)を取り外します

大きく分けて4部品あると思います
① 顔の頬や耳元を保護するサイドクッション
② 頭のサイズに合わせて、頭頂部を保護するクッション
③ 首紐部分の金具のカバー部分のクッション
④ インカム(コード部分をヘルメット内部に固定してある人)
これらの部品は①~④の順で取り外すと分かりやすいです。これらの部品は、ボタン式と、差し込み式の2つの方法で固定されています

無理に引っ張ると、布部分が破けるといけないので、固定場所を確認しながら取り外しましょう

① サイドクッションは、ボタン式が1~2か所と、差し込み式が2か所あると思います
ボタンをはずしてから、差し込みを取ると、スムーズに外せます

② 頭頂部のクッションは前方方向に差し込み式、後頭部側にボタン式で固定されています
こちらも、ボタンを外した後に、シールドの部分の差し込みを取ると簡単に外せます
③の首紐部分のカバーはボタンが1つだけなので簡単に取り外しができると思います
④のインカムの取り外しは、どのタイミングでも大丈夫です!
Step.2 本体の洗浄

ヘルメット本体は、水で丸洗いします。表面に傷がつかないように、お風呂や食器用のスポンジで汚れを落としていきます

綺麗になったら、日が当たるところでよく乾かしましょう
Step.3 クッション部分の洗濯

クッションは、洗濯洗剤(中性洗剤)を薄めた水に浸けて、もみ洗いしましょう。
クッションが型崩れしないように、力加減に気を付けてください。袋に入れて洗うと洗剤も泡立てやすく、すすぎもシャカシャカ振ることができるので簡単です

洗剤が残らないようにすすぎ洗いをして、タオルなどで水分を吸い取った後に干します

まくら干し用のラックに並べて干すと、風通しも良く、早く乾きます
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「日陰で干さないと、直射日光で化学繊維が劣化してしまう」という意見と「直射日光と自然風で干して、除菌効果と消臭効果を得る」という意見があると思います
個人的におすすめなのが、「直射日光で干す」です
天日干しした方が間違いなく乾きが早いので、雑菌が繁殖を抑制でき、紫外線で 殺菌も同時にできます
繊維の劣化が気になる方もいるかもしれませんが、天日干しができない繊維は、天然素材のものです。麻、綿、シルク、ウールなどの素材は、紫外線や洗剤のダメージを受けやすいのですが、ヘルメットのメンテナンスにおいては、気にかけなくて良いかと思います。
逆に、ゴム素材がパーツに使われている場合は、紫外線や熱の影響を受けて劣化してしまうので、長時間干すのではなく、短時間で乾かして、部屋に取り込むようにしましょう
ヘルメットではないですが、洗濯物の天日干しについては、こちらを参考にしました

Step.4 組み立て・仕上げ

クッションを元に戻す手順は、
①頭頂部のクッション➡②サイドクッションの順に取り付けると綺麗に戻せます
サイドクッションの左右に迷ったときは、プラスチックの表面に”L(左)”と”R(右)”の記載があるので、確認してみてください

インカムのコードが絡まらないようにきれいに収納しましょう
最後の仕上げに、ワックスがけをおススメします
ヘルメット本体は、排気ガスや虫、花粉や砂埃など目にも見えない微細な汚れがたくさん。そんな汚れを、簡単に落としやすくするためにもワックスは有効です!
毎回洗うのが面倒、という人にこそメンテナンスが簡単になるので時短になります

表面が乾いていることを確認してから、ワックスを1滴ほど本体につけて、スポンジやクロス(布)でヘルメット表面に薄く延ばしながら塗ります
最後にきれいなクロス(布)で拭き上げをして、塗りムラがないことを確認できたら完成です
シールドにワックスが付かないように気を付けてください!
ワックスのムラなどで視界が悪くなる場合があります

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