
フローズンジャーニーの雲行きが怪しい…
昨日は大雨でランドもシーもとても空いていましたが、打って変わって本日はランドもシーもかなり混雑していた印象です
さて、本日6/19(水)のファンタジースプリングスですが、アナと雪の女王のアトラクション「アナとエルサのフローズンジャーニー」が頻繁にシステム調整、つまりアトラクションに乗れない状況となりました
この記事では、アナとエルサのフローズンジャーニーの繊細さと、そのシステム調整について解説します
6月19日のアナとエルサのフローズンジャーニー 運営状況
まず初めに、本日の運営状況の整理から
- 1回目の停止 8:40~10:15
- 2回目の停止 12:00~13:00
- 3回目の停止 17:30~18:15
1時間程度なら影響も少なく済みますが、午前中は2時間弱も運営が停止していました
これは本日に限ったことではなく、先日6/16(日)には4時間半にわたる長期停止となったため、エリア内外で大混乱となりました
つまり、アナとエルサのフローズンジャーニーは「とても繊細」なアトラクションなために、システムに不具合を生じやすいアトラクションというわけです
なぜ頻繁にアトラクションが停まってしまうのか?
アナとエルサのフローズンジャーニーは、水路を船に乗って移動する「水流ライドタイプ」です
船で移動したゲストは、アナと雪の女王の映画になぞらえたアナとエルサの名場面を追体験します
アナとエルサは歌や音楽に合わせて、なめらかな動きと表情(アニマトロにクス)を魅せます
つまりこのアトラクションには「サウンド(音響システム)・動き(人形)・ボート(水流)」のすべてのタイミングが合わないと成立しないアトラクションとなります
つまり「時間的な制約」が厳しいアトラクションと言えます
ボートにはセンサーが付いていて、各シーンの切り替えのタイミングと音楽や動きが一致するような構造にはなっているものの、ボートの動力は水流のため正確性に劣ります
どのくらい繊細かは分かりませんが、時間的な誤差が発生しそうだなと考察しているのは以下のポイントです
- 船に乗っている人数
- 船に乗っている男女比
- 回転率を考えたボートの数
- 高齢者や車いすの方のアシスト
- 安全装置の確認
ボートの重さによる船の推進力や、ボートの乗り降りのオペレーションなど「時間」への影響は数えきれないほどあることでしょう
このような不確実な条件の中で、すべてのボートのタイミングを正確に合わせないといけない、というプレッシャーが常につきまとうアトラクションです
自分がパークへ行った日に停まってしまったら?
これだけ頻発して運営が停止しているとなると、みなさんがパークへ行ったときにどうなるんだろう、と不安におもいますよね
アトラクションに乗る時間にシステムが運営が停止してしまった場合、マルチエクスペリエンスという特別なパスが発行されます


この特別なパスは、1日の中で「好きな時間」に「好きなアトラクション」に「短い時間」で乗ることができる夢のようなパスです
正確には、ファンタジースプリングス内のアトラクションは制限があるため乗れませんが、人気アトラクションである「トイストーリーマニア」や「ソアリン」など好きなアトラクションに利用できます
そのため、「アナとエルサのフローズンジャーニーが運営再開したときのために夜までもっておく」のも良し、「他のアトラクションに短い時間で乗っちゃう!」のも良しです
まとめ
アナとエルサのフローズンジャーニーは致命的なまでにタイミングが重要なアトラクションです
そのぶん、全てのタイミングがそろったライドは映画の中に引き込まれて、自然と視界が霞んでしまうほどの感動が味わえます
今後、改善策が見つかって運営を停止する時間が短くなればと願うばかりです
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