【感想】Pixar夢追いウサギ『全てを抱え込んでしまう長女のあなたへ』

当ページのリンクには広告が含まれています。

Pixarの短編映画「夢追いウサギ」の感想です

この作品は、一言でいうと『仕事や頼まれごと、悩み、全てを抱え込んでしまう長女に見てほしい』作品です

  • 周りの人に頼んだり、助けを求めるのが苦手な人ほど刺さる
  • 見終わったら勇気をもらえる

そんな作品です

まだ見ていない方はディズニープラスから視聴できます

目次

Pixar夢追いウサギ 作品情報

(出典:Pixarアニメーションスタジオ公式ホームページ)

あらすじ

巣穴を作るため、地下を掘り進めていくウサギ。自分だけの素敵なマイホームを夢見るが…

作品情報
  • 作品名:夢追いウサギ
  • 上映時間:7分
  • 公開年:2020年
  • ジャンル:ファミリー向け

Pixarには珍しく、CGではなく手書きの作品です

セリフがないのに、主人公のウサギの気持ちが痛いほどわかる

あと、絵本のような優しいタッチの作画に癒されます

ウサギの表情もとても豊かで、ウサギが一生懸命に頑張る姿が応援したくなるんです

7分しかないのに、深くて暖かい気持ちが心にしみる、肩の荷が下りる、そんな充実感が得られます

ちなみに賞にノミネートもされてる作品っぽいです!見て損はないのでチェックしてみてください!

第93回アカデミー賞短編アニメ賞にノミネート作品 (2021年)

ここからはネタバレがあります!!!!ご注意ください!!!
感想は思ったことを書き連ねてるメモ書きです

【感想】Pixar夢追いウサギ

日本語のタイトルは「夢追いウサギ」ですが、原題は『Burrow』

Burrowは「 潜る、ウサギやキツネの巣穴の意味、掘って作った居心地のいい狭い空間」といった意味だそうです

全体の感想

昨日、映画館に「ソウルフル・ワールド」を見に行ってきたんです

コロナ禍で劇場での上演ができなかった作品たちを期間限定で劇場公開してくれるイベントがありました

『私ときどきレッサーパンダ』と『あの夏のルカ』の公演は、忙しくて見に行けず…(´._.`)シュン

「ソウルフル・ワールド」だけは見るぞ!!!と意気込んで映画館へ向かいました

ソウルフルワールドと併映されたショートムービーがこの作品だったんです

たったの7分間の映像に目が離せなくなりました

花粉症がつらかったのに、鼻水も目の痒みも忘れて、このウサギの物語に夢中になりました

あの絵柄、ずるくないですか?

絵本のような優しい絵のタッチ

ちょっと計画が甘くて、早とちりしてそうで、マヌケそうなウサギ

可愛すぎる!!!!ずるい!!!!応援したくなる!!!

あと、いろんな生き物の生活が見れて面白かったですね

シンプルな断面図なのに、お風呂のシーンとか、でっかい本棚とか生活を感じる作り込みがすごい

ウサギの夢

(出典:Pixarアニメーションスタジオ公式ホームページ)

話のストーリーはとても簡潔でわかりやすい

自分だけのキラキラした夢の地図、自分の手で作り上げたいという理想と情熱、それから挫折…

そういえば話変わるけど、うさぎと家(マイホーム)の組み合わせってスプラッシュマウンテンに似てるよね笑

うさぎどんは笑いの国を目指してたけど、こっちのウサギは自分らしい家を持つのが夢

希望と地図を胸にワクワクしながら掘り進めていくと

先に住んでる先住民がいる

それを避けるようにどんどんと迷走する

だんだんと、焦り始める

自分の家を作る場所が見つからず、周りの人が自分の夢を邪魔する敵のように思える

やっと自分だけの居場所が見つかったと思ったら

そこは水漏れがひどく、さらには洪水被害に遭う

もう踏んだり蹴ったりだ

ダメ押しのように不運が重なると、なんで自分だけって孤独になるよね

みじめなウサギの姿に同情したり、自分を重ねたり…忙しい(笑)

ウサギに共感が止まらない!!!

自分の夢を語るってハードル高くない?

だって自信がないもん

「ちっぽけな夢」とか思われたくないし

「そんなの叶えられっこない」て言われたら落ち込む

そんなリスクがある中で自分の夢を語るなんてムリ!

だからうさぎがマイホームの地図、夢の地図を背中に隠した気持ちが良くわかります

モグラとかはすごい装備品を整えて、どんどん地下を掘り進めてる

そんな中で、地図を広げるのは恥ずかしい

だからこそ、ウサギは自分もで家を作れるって証明したかったんだと思います

でも計画は甘いし、スキルもないから空回りする…悪循環です

「助けて!」と叫ぶのは勇気がいる

でもウサギは勇気を振り絞ったのだ

えらい!!!よくやった!!!

うまく伝わってるか不安そうなウサギに、なんだか自分が重なったように思えました

自信がなくなるよね

必死に状況を伝えたいけど、自演とか過剰な演出には思ってほしくない

そんな気持ちがよくわかります

でも、受けて側になると不思議とそうは思わないんだよね

後輩に頼られるのは結構嬉しかったりするし(笑)

最初に敵のように思えた先住民たちは、実は頼りになる仲間だったと

声を上げることは恥ずかしくない、むしろ立派だと思う

ウサギはちょっと遠回りしたけど、仲間と素晴らしいマイホームを手に入れられた

私も「困ったことがあったら、いつでも周りに頼ってもいいのかも」と肩の荷が下りたような穏やかな気持ちになりました

まとめ

周りに助けを求めるのは恥ずかしくない!

そんなふうに背中を押してくれるショートムービーです

ウサギのように勇気をもって周りを頼れば、自分1人の時よりも、多くのもの(仲間や立派な家)が手に入るんだね

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ディズニー映画、ピクサー、MARVEL映画が大好きな20代OL。
愛知県からディズニーリゾートへ通うためにお仕事&貯金頑張ってます!
------------------
●映画の感想
●パーク情報
●ディズニープラス

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次