映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』視聴後感想

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びのこ
びのこ

涙なしには見れない…最高のチーム!!!

注意
かなり長文の感想です!映画の作中で好きなシーンやぐっときたポイントの自分の備忘録!考察とか難しいことは無理!

画像は公式ホームページ、Twitterより引用

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

劇場公開日:2023年5月3日 日本(米国は5月5日)
上映時間:2時間 30分(149分)
脚本・監督:ジェームズ・ガン

アベンジャーズの一員として世界を救った《ガーディアンズ》の、最後にして最大のお祭り騒ぎ!サノスとの戦いで最愛の恋人を失ったショックから立ち直れないピーターが率いるガーディアンズに、銀河を完璧な世界に作り変えようとする最凶の敵が現れ、ロケットは命を失う危機に…。大切な仲間の命を救うカギは、ロケットの過去に隠されていた。全銀河の運命とチームの存続を懸けた、最強の落ちこぼれチームvs最凶の完璧主義者の感動のラスト・バトルが今、始まる──。(公式ホームページより引用)

公式ホームページ

映画の総評「ロケット…ロケット!!!!(感情大爆発)」

マーベルの映画はどれも映画館で見ることをおすすめするけど、中でもガーディアンズのシリーズは、映画館に足を運んで欲しいって思う!まだ見てない人はぜひ映画館へ!

ガーディアンズは劇中に様々な洋楽が響き「これこれ!待ってた!」って思わせてくれる。

以下ネタバレを含む、感想の書き散らし

映画全体の感想

・オープニングのマーベルスタジオのロゴが出る映像で、今までの冒険してきた振り返りの映像が使われてて、始まってすぐなのにうるうるきた。

・冒頭クイルが大事にしている音楽プレーヤーをロケットが持っていてびっくりしたけど、大事な音楽プレーヤーを貸し借りできる仲になったってこと?
と思っていたら、案の定クイルが怒ってて笑った

・アダムウォーロックがいきなり攻めてきて、宇宙海賊ラヴェジャーズの本拠地でいきなり始まった戦闘はびっくりした。
すっかり彼の存在を忘れていたけど、ガーディアンズの2作品目のポストクレジットシーンで名前が出てたね…え、成長は速っ!純粋さを持ちつつ、無知ゆえの残虐さもあって「敵か味方か」のあやふやな立ち位置が映画のアクセントになっていて、いいキャラだった。

・作品中にロケットの過去シーンが散りばめられていて、徐々にロケットが隠している真相に迫るような演出に引き込まれた。

・今回はクイルとロケットのダブル主人公な感じが好き。グルートと一緒の時は相棒感が強いけど、クイルと一緒の時は兄弟感が強いよね

・宇宙服着て横並びに登場するシーンは、ミュージックビデオみたいで可愛かった(いい意味でアルマゲドン感がある)カラフルな宇宙服いいね、可愛い
通話のボタンの色があべこべシーン面白かった!通話が筒抜けで、クールにキめたいのにキマらないクイル。こういう時だけ頭いいねドラックス!
ラストにも横並びで颯爽と歩くシーンがあるけど、ラストはロケットとグルートも加わって、ロケットが中心にいてくれるのが嬉しくて、言葉も出ないくらいしびれた。かっこ良かった。

・アクションシーンも一人ずつアップされてアツい!!!言葉が無くても連携して、何も言わずにロケットを手助けして…一人ずつでもクセがあって偶然が重なってチームになった寄せ集めなのに、全員そろった瞬間が一番力を発揮するって!!!もう好き!!!見てて喜ばないわけないじゃん!

・エンドロールが今までの過ごしてきたアルバムを振り返っているようで泣けた。
スタンリーもいたよね!?もう、カメオは叶わないけど、いつでも一緒にいるみたいな存在感。

・映画の最後の曲が、ガーディアンズの1作品目のオープニング曲から始まるの、ずるい演出…泣くに決まってる。
1人の男がダンスしているシーンから始まった物語が、大勢を繋ぎ合わせて、綺麗にまとまっていくのを見てスタンディングオベーションしたい賞賛の気持ちと、別々の道を模索する別れの寂しさとで涙腺が崩壊した。

曲のタイトル Come and Get Your Love
レッドボーンの楽曲で1973年に発表された作品
エンドロールの最中は放心状態だったので、帰宅してから急いで歌詞を調べ直した。

Come and get your love
さあこっちに来いよ 愛しあおう

何度も出てくるこのフレーズにずるいなって思った。
銀河のはぐれ者だった連中が、最後は愛を感じて分け合って「なんて美しいんだろう」って思ったら、家でも泣けた。

・誰一人、死ぬことなくエンディングが迎えられて良かった。
別々の道を選んだとしても、きっと強い繋がりは消えることないんだな、って信じられる

各キャラへの感想

スター・ロード/ピーター・クイル(クリス・プラット)

クイル
クイル

傷心中のガーディアンズのリーダー

・登場から泥酔してるけど、ガモーラに一途でだったんだな、って気持ちと、傷心の仕方が「ソー」と似てるなって…

・敵地に攻め込んでも、脅迫するんじゃなくて口説いたり、頼みこんだりするクイルが好き
その後ちゃっかりデータをハッキングする手癖の悪さと、体に染みついてる元泥棒の性が活きてるのも好き

・女の子に煙たがられる口説き方も痛さが出てていい

・惑星モグラに一人で訪れ、歌い、踊っていたクイルが、みんなに認められ、求められ、ハグされて幸せそうにしている姿にぐっときた。銀河のはぐれ者でも、こんな良い家族が作れる。それぞれの家庭環境がどんな状態であっても、「やり直せる」って力強く伝わってくる。

・最後、おじいちゃんに会えてよかったね!
でも、地球で生活するの大丈夫なのかな?指パッチンで消えてた側だし、地球に知り合いがほとんどいなさそう…隠居生活になるの?

ロケット(ブラッドリー・クーパー)

ロケット
ロケット

銀河一凶暴なアライグマ

ハイ・エボリューショナリーに改造されたことが分かるシーンは心が痛い…
彼が最初にしゃべる単語が「痛い」だなんて…もう…

・初めてできた友達を目の前で亡くし、なんて過酷な生き方しか選べなかったんだろう
痛々しい手術痕がいまだに残っていて、きっと自分の胸元を見るたびに、過去の記憶もフラッシュバックしてきたのかな…

・最後にロケットが実験動物たちを見捨てなかったシーンが心に刺さった。自分の過去のトラウマに立ち向かい、自分がかつて救えなかった友達たちを想っているのにぐっときた。
子どもたちを助ける➡自分と同じアライグマを助ける➡自分の両手には、子アライグマたちでいっぱいで、他の動物たちに手が回らない。あの葛藤するロケットの表情が心に刺さる…
最終的にクイルたちのおかげで全員助けることができて良かったね。チームとしての良さが際立ってた。

・ハイ・エボリューショナリーにとどめを刺さなかったシーンにロケットは何を思ったんだろう。
「殺す価値もない」と思ったのか、「お前とは違う」と一線引きたかったのだろうか、「息絶えるまで(自分が味わったように)せいぜい苦しめ」と意趣返しだったのだろうか…きっと複雑な想いを抱えているのが伝わる苦し気な表情に見えた

・ロケットが最後にリーダーを務めてるのがしっくりくる
最後に音楽プレーヤーをもってるのがロケットなのも好き。兄弟からの餞別。命の次に大事にしていた形見のプレーヤー。最高のプレゼントだね

追加で公開されたポスター見た!?
みんなで音楽プレーヤーに向かって飛び出すんだよ…音楽がみんなを繋いでるのが視覚的に分かるって素敵なポスターだよね

グルート(ヴィン・ディーゼル)

グルート
グルート

樹木型ヒューマノイド

今作、一番アクションシーンがかっこよかったで賞!!!
そんなに武器隠せるの!?え、翼になっちゃうの!?
身体が燃える➡首だけになる➡急成長
って体の再生早くなったね!?
2作目はミニサイズで可愛かったのに…反抗期を経てこんなに立派になって…お母さん泣いちゃう

なんて冗談言ってるけど、最後のセリフにしびれた!!
I’m Groot 以外の言葉を我々が聞こえるようになれるなんて
あんなの泣かないわけない!!!
映画を見てきたファンたちなら、そろそろグルートの言ってることくらいわかってるでしょ?って監督からのメッセージとしてこんなに好きな演出ない!
トニーの3000回愛してると同じだけの威力がある

マンティス(ポム・クレメンティエフ)

マンティス
マンティス

心が読める天然系エスパー

彼女があんなにも激昂している姿を初めてみたし、その相手がネビュラなのが良い。足を引っぱっている自覚があって、しかも直接助けてもらっているネビュラに本音でぶつかっていくのが素敵。かっこよかった。

誰よりも他者に寄り添い、優しさで包む彼女が、最後に一人で歩み出そうとする勇気に泣いた。

ドラックス(デイヴ・バウティスタ)

ドラックス
ドラックス

猪突猛進タイプの破壊王

バカだし、作戦にないことするし、思ったことすぐ喋っちゃうし、でもめちゃ良いパパ
家族を失ってなかったら、と思うと胸が痛い。

普段は力任せになんでも解決しようとするけど、泣いてる子供たちの前でおどけて見せたり、笑顔を見せて…良いパパ。大勢の子どもに囲まれて、ダンスして、笑って幸せになって欲しい。

最後にネビュラから、ドラックスを認めてくれるセリフで泣いた。

ネビュラ(カレン・ギラン)

ネビュラ
ネビュラ

父サノスに改造された”こじらせ系”暗殺者

・3作品を通して、一番表情と感情が豊かになった人。
真っ先にロケットを助けようとして、ロケットの体内を解析して、助かったという連絡で涙を流し…
家族の一員として馴染んでいる姿に感動しちゃった。

・指パッチンで残ったのは、ロケットとネビュラ。きっと誰よりも濃い数年間を過ごしたんだろうな…
きっと、心を開けるようになったのは、トニー・スタークの存在も大きいと思う。
ロケットが改造を加えたという彼女の体にはアイアンマン(+スパイダーマン)に似た要素を感じた。

・「子供たちを助けなきゃ」と真っ先に動いた彼女の行動にも泣けた。

ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)

ガモーラ
ガモーラ

サイテーな奴として”帰ってきた”暗殺者

・クイルの戦い方は無理に人殺しはせず、電気ショックを使うスタイル。それに対して、ガモーラの脅迫やためらいなくとどめを刺すスタイルの対比が強く感じられた

・「あ、前とは違うガモーラなんだな…」って意識させられた。

・散々「前のガモーラ」と比較されてうんざりしているのがいい。
でも、船内でロケットと二人で残った時には、真っ先にロケットを助けようと動いてくれて嬉しかった。

・終盤にみんながクイルにはぐしている中、アダムウォーロックもぎこちなく輪に混ざって、この流れでガモーラ様もいく!?と思ったら、微笑みながら去っていく姿に「今の彼女」の中に「前の彼女」の面影が見えて、心臓がぎゅんってなった。

コスモ

コスモ
コスモ

喋る犬

公式のパンフレットに喋る犬としか説明がないの可愛そすぎる…

・ティヴァンのショップにコレクションとして保管されていた、白い宇宙服とヘルメットを身につけた宇宙犬。

・「Bad Dog」って意地悪なお兄ちゃん(クラグリン)にいじられてる可愛い妹って印象。
前言撤回して!って何回も言い張ってるのが可愛い(2回目)
最後お兄ちゃんに「Good Dog」って褒められて無邪気に喜んでるの可愛い(3回目)

・本拠地ノーウェアを死守した「守りのMVP」

クラグリン(ショーン・ガン)

クラグリン
クラグリン

口笛で操る矢を特訓中の元宇宙海賊

俳優さん調べてる時に知ったんだけど、ガーディアンズの監督ジェームズ・ガンの末弟なんだってね!

・ヨンドゥから引き継いだ“ヤカの矢”の使い手。相棒のコスモとじゃれ合って可愛い。意地悪なお兄ちゃん。

・ヨンドゥが出てきたシーンの安心感ね
なんでも包み込んでくれる父であり、兄弟であり、リーダーであり、いつまでも超えることができない目標であり、憧れの存在になってるんだろうな。

・元一等航海士のクラグリンは、戦闘に不慣れだろうな…とは予想してたけど、案の定、前半はちょっとマヌケな感じ。
けどラストでノーウェアの本拠地が危機に陥った時は真っ先に戦いに出て“ヤカの矢”を見事に操ってる姿は、顔つきも変わって勇者だった。かっこいい。

まとめ

ガーディアンズの音楽アルバムを聴きなおそっかな~(号泣)

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